2013年9月27日金曜日

P-1哨戒機のエンジン不具合の原因及び改修を発表

防衛省・自衛隊:固定翼哨戒機P-1のエンジン不具合への対応について
 原因究明の結果、同不具合は、P-1の量産化にあたりエンジンの燃料噴射弁の肉厚を増加したことが原因となって、急激な機動を行なった際、エンジンの燃焼が一時的に不安定となったために発生したことが判明しました。
 これを受け、防衛省は、このような急激な機動を行った場合においてもエンジンの燃焼が不安定になることがないよう、エンジン制御ソフトウェアを改修することとしました。
問題になっていたP-1の機動時のエンジン停止ですが、原因が判明したとのことでソフトウェアの改修にて解決が計られるそうです。

2013年9月24日火曜日

カナダ軍との物品役務相互提供協定(ACSA)締結の見込み

自衛隊とカナダ軍の物品相互協定で合意へ 日・カナダ首脳会談  :日本経済新聞
カナダ訪問中の安倍晋三首相は24日午前(日本時間同日深夜)のハーパー首相との会談で、自衛隊とカナダ軍の食料や燃料の相互提供を定めた「物品役務相互提供協定(ACSA)」で大筋合意する。ACSA締結は米国、オーストラリアに続く3例目。軍事力を拡大する中国へのけん制を念頭に、両国の安全保障協力の強化を呼び掛ける考えだ。
カナダを訪問中の安倍首相ですが、カナダとの物品役務相互提供協定(ACSA)についてハーバー首相と合意する見込みだそうです。これで日本のACSA締結は3カ国になります。会談では他にもシェールガスの輸入など経済分野の協力についても合意すると見られています。

2013年9月19日木曜日

防衛省情報本部の傍受施設を硫黄島に設置する方針

対中国で硫黄島に通信傍受施設 NHKニュース
防衛省は、中国軍が太平洋での活動を活発化させていることから、その動向を把握するため、情報収集能力を強化する必要があるとして、小笠原諸島の硫黄島に、艦船の通信などを傍受する施設を新たに設置する方針を固めました。
 いわゆる「象のオリ」(最新のは形が違うんですが)の通信傍受施設は、中国向けと見られるものが既に喜界島にありますが、喜界島より中国から離れた硫黄島にも設置するのは、中国の太平洋進出への対応とみられます。

2013年9月18日水曜日

陸上自衛隊内に水陸両用団新設

離島防衛に「水陸両用団」…3千人規模で新設へ : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
 政府は18日、沖縄県・尖閣諸島など離島の防衛を担う3000人規模の専門部隊「水陸両用団」(仮称)を、2015年度にも陸上自衛隊に新設する方針を固めた。
離島防衛専任部隊の水陸両用団(仮称)が創設されるようです。従来、南西諸島の防衛に携わる部隊と言われていたのが西部方面普通科連隊でしたが、この部隊は中央即応集団隷下に新設されますので、管区に縛られない日本全国を担当する部隊となりそうです。
でも、どっから人引っ張ってくるんだろ。13旅団の改編じゃないよね?

2013年9月13日金曜日

海上自衛隊レシピのカレー発売

海自「秘伝」のカレー、横須賀で発売 : ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
海上自衛隊“秘伝”のカレーが13日、神奈川県横須賀市で発売される。
海自には毎週金曜にカレーを食べる習慣があり、艦船や基地ごとにレシピがある。
横須賀基地を母港とする艦船のカレーで、護衛艦ひゅうがカレー(ビーフ)のほか、同きりしま(ポーク)、砕氷艦しらせ(シーフード)の3種類。海自の協力で昨年出版された「海上自衛隊のめちゃうまカレーレシピ48」(中経出版)を基に忠実に味を再現した。
 あの“最高機密”が買える!? 海上自衛隊カレーシリーズが横須賀で発売 - ねとらぼ
海上自衛隊の秘伝レシピで作られたカレーの缶詰が登場した。YOKOSUKA軍港めぐり汐入ターミナル(神奈川県横須賀市)で9月13日より販売している。
護衛艦ひゅうが、 きりしま、砕氷艦しらせのレシピを元にしたカレーが発売されたそうです。11月からネット販売も始めるとか。

下のリンクにある海上自衛隊監修の本が、レシピの基になっているそうです。


2013年9月12日木曜日

首相、高級幹部会合で安保政策立て直しを表明

首相「安全保障政策の立て直し進める」 自衛隊高級幹部会同で訓示 - MSN産経ニュース
 安倍晋三首相は12日午前、防衛省で開かれた自衛隊の幹部を集めた「高級幹部会同」で訓示し、「わが国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す現実から目 を背けることはできない」と指摘した。その上で「現実を直視したわが国の安全保障政策の立て直しを進める。第一に『国家安全保障会議(日本版NSC)』を 創設する」と述べ、秋の臨時国会での法案成立に意欲を示した。 
安倍総理が自衛隊の高級幹部会合での訓示で、国家安全保障会議の設立など、安全保障政策の立て直しを行う意思を表明しました。

下の首相官邸ページで訓示全文読めますが、未だに「価値観外交」が出てきて、ウワー…感強い。会議とかよりも、無線の帯域を自衛隊に下さい。

平成25年9月12日 自衛隊高級幹部会同 | 平成25年 | 総理の一日 | 総理大臣 | 首相官邸ホームページ

2013年9月10日火曜日

防衛相、対中ホットライン構築の意向

防衛相「対中ホットラインの構築を」 NHKニュース
小野寺防衛大臣は、閣議のあとの記者会見で、政府が沖縄県の尖閣諸島を国有化して、11日で1年となることに関連し、海上でのトラブルを防止するため、中国側に対して防衛当局者どうしのホットラインの構築を粘り強く働きかけていく考えを強調しました。
ホットライン構築は良いのですが、ボールが完全に向こう側にある状態で、これが実現するかは難しいと思われます。